車で延々4時間、ワルシャワからトルン。初ポーランドの旅

ポーランドへの旅は、ポーランド航空で。 

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バルセロナ発、ワルシャワ行き。なぜポーランド航空の略称が「LOT」なのかは定かでは無いが、小さい飛行機(片側二席ずつのEmbraer 170-100)で飛んだ。

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機内のビールはポーランドのローカルビール「ZYWIEC」。 言葉では表現できないが、ちょっと変わった味。でもおいしい。ちょっとしたサンドイッチのランチが提供されたが、まずまず。一応食べることはできた。

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ポーランドはEUに加盟しているが、通貨統合はまだなされていなくて、「ズロチ」という通貨が使われている。これは、空港の両替の換算表。「ZLOTYCH」と書くが、この「L」が普通のアルファベットじゃ無い。街のいたるところにこの文字が見られる。簡単に換算するにはズロチを4で割ると大体ユーロになる。 

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 ワルシャワの空港から車で北上。高速道路は無く、一般道を約300km走って「トルン」に向かった。 片側一車線の一般道を100kmを越えるスピードで、「対向車線に車の無いことを確認しながら反対車線に出て前の車を追い越す」というスリリングな運転主に身を任せて約4時間。 怖い怖い。 周りは延々と続く畑。どこまで行っても変わることの無い景色。山はまったく無く、ただ広がる畑、また畑。 ずいぶんとさびしいところだ。 お店らしいお店はどこにも見えず、農家の家屋がぽつんぽつんと畑の真ん中に点在している。 4時間の行程のほとんどがそういう景色で飽きる。 途中一回トイレ休憩をして、ようやく街全体が世界遺産という街、トルンに到着。ホテルのロビーの色合いが、やはり他と違うなぁと感じさせる。赤色のランプのチェックインカウンターだった。

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 トルンの街にあるレストランで夕食。ビールはもちろん、「ZYWIEC」。 いかリング、鳥の手羽らしきもの、ラム肉、など、いろんな料理をみんなで分けて食べたが、どの料理もなかなか日本人の口に合うおいしい料理だった。 結構ポーランドの料理は合うかも。
ショパンが生まれた国、ポーランド。 ワルシャワにショパンの記念館があるらしい。
ワルシャワからトルンへの道、道の両側の木は幹も太く100年以上は樹齢を過ぎている木だろう。寒い国だからそんなに成長が早くないだろうし、ずっと昔から使われていた街道なんだろうな。 ひょっとしたらショパンが通った道なのかもしれない。 そう思うと、畑ばかりの光景も少し違って見えるから不思議だ。 
2泊3日のポーランドの旅の終わり、ワルシャワへ帰る道で見た、地平線に沈む夕焼けをしっかり目に焼き付けた。

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