ご飯がまずかったのは水のせいだった

日本から持参した最新の炊飯器で、先日炊いたご飯が、なんか黄色っぽくていまいちの味だったが、原因は水だった。 会社の同僚に話したところ、「Bezoya」で炊いて試してみたら? と言われたので早速試してみたところ、差は歴然。 おいしいご飯が炊けました。 水でこんなにも違うものか・・と驚き。

Img_1801
左側が先日使った水「Font Vella」で、右側が今日使った水「Bezoya」だ。 成分表があったので、比較してみると、

Water
 
一目瞭然、「Bezoya」の方がミネラル分が圧倒的に少ない。硬度を計算してみると、
アメリカ硬度 (mg/L) ≒ カルシウム濃度 (mg/L)×2.5 + マグネシウム濃度 (mg/L)×4.1
「Font Vella」が、136の硬水、
「Bezoya」が、17の軟水ということだ。
(ちなみに、表中のBicarbonatos:重炭酸塩が、硬度と同義語なんだろうか?)
これでは、「Font Vella」で炊いたご飯が黄色くなるはずだ。 説明書にもちゃんと「硬度 50以下の水を使ってください」と書いてあった。
「Font Vella」は、冷やして水として飲むときには、本当においしい水だと思っていたが、こんなに硬水だったとは驚いた。 同僚から伝え聞いた話だと、バルセロナの多くの日本食レストランでもご飯を炊くときには、「Bezoya」を使っているとか。  これからは、ミネラルウオーターとして飲む水は、「Font Vella」、料理に使う水は、「Bezoya」 と、ちゃんと使い分けることにしよう。

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