モン・サン・ミッシェルへの旅(トラブル編)

金・土・日の二泊三日で、日本から遊びにきた家族3人と一緒にモン・サン・ミッシェルへの旅行をした。
今回の旅行は、本当にトラブル続きだった。
・まず、日本から家族が来る予定だった水曜日のルフトハンザが、パイロットのストが決行されたためキャンセルされ、急遽フィンランド航空へ変更した。
・フィンランド航空、ヘルシンキからバルセロナ行きのフライトが3時間遅れ。搭乗までは1時間遅れで、機内に入ってから2時間待ったようだ。 家族を待つ僕は、バルセロナ空港で3時間待ち。
・金曜日、朝、バルセロナ発パリCDG行きが1時間遅れ
・その影響でCDGからモンパルナスまで乗ったタクシーが指定席予約済みTGVに間に合わず。
・1時間後のTGVをモンパルナス駅カウンターで購入。指定席のつもりだったが、チケットを買ったあと係の人に聞いてみると、指定席は予約されていないとの事。どの椅子に座れば良いのか全くわからず、聞いても要領を得ず、結局通路の狭い席に4人で座る。
・レンヌ駅ででは当然モン・サン・ミッシェル行きのバスには乗れず、タクシーでモン・サン・ミッシェルへ。約140ユーロ也。
・モン・サン・ミッシェル手前のホテルを目指したタクシーの運転手は、ホテルの場所がわからず、ホテルに電話をかけようとするも、うまく掛からないので僕の携帯で掛けてあげる事に。
・近くのレストランで夕食。注文しすぎて食べきれず。(これは関係ないか?)
・翌朝、バスでモン・サン・ミッシェルの島内へ移動。(これは問題無し)
・バスを降りて、ホテルを探して歩くがホテルが見つからず。 途中で何人もの人(お店の人)に地図を見せながら確認するが答える人、みんな間違っていた。もっと先だ、という人、来すぎだと言う人、右側だ、と言う人、左側だと言う人。みんないい加減。
・翌日、バスを待つときに、近くに居た日本人が、ホテルの人から聞いた情報としてバスの停留場が今日はゲートの外だ」と言うので、確かめに暴風の中を歩いたが、結局、正規の停留所へバスが来た。(ガセネタに踊らされた)
・バスは予定通り到着して、時刻通り出発し、定刻より早めにレンヌ駅に着いた。(唯一予定通り)
・レンヌ駅でのる電車を掲示板で確かめてレーン表示を待つが時間になっても表示されない。インフォメーションへ行き、チケットを見せると、「レーン4」へ行けというので、降りたが、電車は無い。 あるにはあったが違う列車名だし、該当する8号車が無い。
・8号車は、別途連結する予定の列車らしく、その電車が遅れているとの事。
・いろいろ聞くと、1時間15分遅れているという人(12時48分発相当)、12時15分に出発すると言う人、後続の連結する電車はキャンセルされた という人、先頭の車両だけまず12時15分に出てしまうから、これに乗れ・・という人、8号車は前の方だ、という人、後ろのほうだ・・という人。 しばらくしたら、我々の乗る予定の電車番号が掲示板から突然消えてしまった。(連結される側の電車番号は表示されたまま) 全くわからなくなったので、もう一度インフォメーションへ言って、順番を待っていろいろ確認しようとしたが、英語を一切使わない。僕の言っている英語は通じている(英語を話せる人は居ないか?と言ったら、周りを見渡すような素振りをして、居ないでしょ・・・」というような表現をフランス語で言う。 絶対あの人は英語わかっているのに使おうとしていないことは間違いない。 と言うことで、全然話が通じず、もう一度ホームへ。
・ホームで係の人にもう一度聞くと、後ろの連結する電車は、いつ来るか分からないから、今止まっている車両に乗れ、場所は空いているところに座るように・・・と言われた。
・ずーっとホームを歩いて先頭車両まで行き、よく分からないながら座ったりたったりしていたら、近くに居た紳士が、質問してくれたので、状況を説明した。説明により、たぶん自分のとった行動が正しい事が分かり安心。近くの空いていると思われる席に座る。
・結局1時間半程度遅れて、(後続の連結がなされたのかどうかは不明)レンヌ駅を出発し、モンパルナス駅へ。途中何度も一時停止(駅では無く)して、ようやくモンパルナスへ到着。へとへと。フランス語だけの構内アナウンスでは全く何が起きているのか分からないが、周りの人が平然としているのでたぶん大した放送では無かったのだろう)
・モンパルナス駅からCDGへのタクシーは長蛇の列、1時間くらい待ったか?
・CDG空港に着いたら、悪天候のため飛行機が軒並み遅れ、チェックインカウンターは人の山。列らしい列は無く、どこに並んだら良いやらわからず、係員は全然いないし、ようやく捕まえて聞いてみるとその係員は僕が後を付けているにも関わらず、僕を探して右往左往するし、モニターの表示は全然あてにならず、全体の大きな運行掲示板は朝9時頃のフライト情報のままだし、全然進まぬラインに並んでいたら、途中で「バルセロナ行きの17:55発に乗る人!」と声がかかったので、そっちへ行ったが、それもなかなか進まず。何回も呼ばれては、ちょっと待って・・後ろに下がって・・といわれ、かなり立腹。 めちゃくちゃ。 家族もはぐれそうになるし大変。
・ようやく搭乗券をもらってゲートへ行くが、ゲートの表示は全然違う。まだ、前の前の飛行機の搭乗案内になったまま。
・何度も確認し、ゲートが変更された?という情報も出回り移動するがガセネタ。19:00のBCN行き飛行機の方が、我々の17:55発の飛行機よりも早く出発した。(ゲートF32)。 結局戻って、F24ゲートから機内に乗り込んだのは21:30過ぎ。 妻は疲れのため貧血を起こしてふらふら。 BCN空港に到着したのは24時を過ぎていた。パーキングに止めてあった愛車に乗って自宅へ30分ドライブ。 これは快適。 家族全員一安心。
よくも、まぁ、これだけのトラブルが重なったものだ。
主な原因は悪天候と思われるが、それにしても、混乱している時こそ、情報のだしかたが重要なのにも関わらず、空港、駅ともに、フランス人の対応力の無さには呆れた。

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