アムステルダムはもう秋の風(夜の編)

アムステルダムで開催中のIBC2009に出張したが、少し時間に余裕ができたので街を散策した。
ちょっと街を歩くだけで、すぐ運河にぶつかる。運河を観光船がゆったり進んでいる。水はお世辞にもきれいとはいえない茶色だが、特に匂いはしないので気持ちよさそうだ。船の通行も右側通行らしく、橋によっては道路と同じような侵入禁止のマークがつけられている。


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アムステルダム2009

街の交通に便利なトラムが走っているが、なんと言ってもアムステルダムの庶民の足は「自転車」だ。ほとんどの道に自転車専用道路が設けられていて、結構ごっつい古めかしい自転車に、老若男女がまたがって走り回っている。この自転車専用道路は、歩行者は歩いてはいけないことになっているが、知らないで歩いていると自転車にぶつかられて、文句を言われる。僕の目の前で旅行客が、自転車から大きな声で怒られていた。結構なスピードで飛ばす人もいるので気をつけないと危ない。  


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この自転車だが、よく見るとハンドルにブレーキがついていない。多分足で逆回転方向に力を入れて停めるタイプなのだろう。どれも重そうな自転車で、ほとんどが真っ黒だ。 若い女性もこの黒くて大きな荷台の付いた重い自転車に乗っていた。アムステルダムには、坂らしい坂がまったく無いのでこういう自転車の方が安定していて耐久性があっていいのだろうな。


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夜のアムステルダムのライトアップされた建物はやはり美しい。こういう建物があちらこちらにあるのが、やっぱりいかにもヨーロッパを感じる。 


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こちらの写真は、”Royal Palace”。 工事中なのが残念だ。
アムステルダムでは「合法」な風俗地帯「Red Light Zone」、「飾り窓の通り」は、やはり「見聞」しておく必要があるという事で、タクシーに乗った。やたらに陽気なタクシーの運転手で、アルコールが入っているんじゃ無いかと思うくらい、乗り乗りで話をしてくれた。車の運転はまともだったから大丈夫なんだろうけど。


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細い道ほど、「ディープな世界」がそこにはあった。飾り窓の中の女性の写真を撮ることは禁止されているが、近くにいた旅行客が写真を撮って、いきなり窓の中から女性に水をぶっ掛けられていた。男は、「F-word」を連発しながら立ち去った。ちゃんとルールを守らなきゃだめだなぁ。 ガラス戸の中の女性は、正直言って「おどろおどろしい」人がたくさんいて、手招きされても「どきどき」するような気持ちには全然ならなかった。 まぁ、もちろん、実際に入る気は無かったが、この地域を歩いている人の90%以上は冷やかしだろうな。男も女も、若い人も年寄も、通りを歩くだけだ。もっとも、歩いている人の数の方が、飾り窓の女性の数の数10倍多いから、完全な観光スポットの様子だった。


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運河を挟んで、ひっそりと写真をとってみた。 そういう人は沢山いた。 


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運河から、この地帯を「観光」する人も、沢山いた。


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SEX SHOPとよばれる「大人のおもちゃ」店や、ストリップのお店がこの一帯のあちこちで商売していた。危険な感じは全然しなかった。 


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コンドームで作った「モビール」や「男性シンボルのお土産」をあちこちで売っていたが、年配のおばさんたちが、写真をとったり興味深そうにワイワイ騒いでいた。 
かくして、初めての「RED LIGHT ZONE」探検は終わったが、友人いわく、「昼間は全然雰囲気が違う」との事。いっそう冷やかしモード全開なんだろうな。ちなみに、ここで働く女性たちは、国から認可された労働者で公務員みたいなものらしい。オランダという国は、性風俗や、一部の麻薬を合法化することにより、闇の力が闇の中でビジネスをすることを避けようとしているらしい。働いている女性は北欧が多いらしい。(全部、友人情報)


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きれいな写真で、夜の編は終わり。
明日は、「風車のある風景」を見に行くことにする。

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