アムステルダムはもう秋の風(風車編)

日曜日、朝から友人と二人で、空港駅から電車で「風車のあるオランダ村」= 「
ザーンセ・スカンス」へ向かった。


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空港駅(Schiphol駅)で往復チケットを購入。帰りにアムステルダム中央駅で降りることを考え、途中下車もできるチケットとして購入した。一人10ユーロ也。 黄色い電車にのり、車窓を眺め、途中の「Amsterdam Sloterdijk駅」で乗り換えて目的地の「Koog Zaandijk駅」で下車した。 乗り換えを含めて所要は30分強だった。乗り換えの時など、駅員さんに何かをたずねると確実に英語で返事が返ってきた。 英語がまったく問題なく通じる事に喜びを感じる。なんとスペインと違うことか。


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到着した駅は、「超さびれた駅」だった。 駅員はなし。売店も閉っていて、冷たい風が吹き、おまけに冷たい小雨まで降ってきてくらーい気持ちになってくる。 帰りの電車が本数あるのか心配だったので時刻表を確認したが、15分程度おきにあるみたいなので安心。 地下道を通って地上へ出たが、なーんにもない駅だった。
駅から出て最初に気になったのが「臭い」。 なんかくさい。香ばしいような、生臭いような、焦げ臭いような、でもちょっと甘いような・・・不思議な臭いをかぎながらまっすぐ歩いた。(あとになって、この香りは、多分、近くのチョコレート工場から出てくる煙の臭いなんだろう・・という結論にたどり着いた。古くからこの地区にはチョコレート工場があり、今でも煙突からは白い煙を吐いていた。カカオを燻す?煎る?時に出る臭いなんだろうか?結構くさい。 少なくとも、素敵な臭いではなかった。)


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「駅からまっすぐ歩けばいけるよ」という話だったが、まっすぐには、こういう民家と道路しかなく、本当にこれで良いのか?と不安げに歩く。 たまたま、民家からおじさんとおばさんが出てきたので聞いてみたら確かに正しかった。このおじさん、おばさんもしっかりした英語だった。 (二人で話をするときは違う言葉だったが)


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言われたとおりに歩くと・・・ 「あった、あった、道路際にひとつ」 
回っていなかったが、結構おおがかりな図体をしていた。 うーん、何か雰囲気が違うなぁ。と少々冷め気味。


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運河を渡す大きな橋があるが、これが「跳ね橋」になっていて、下を大きな船が通るときには、真ん中で跳ね上がるようにできている。ちょうど、僕らがわたるときに跳ねたのでパチリ。 左側が自転車とオートバイ専用道路(対面)、右側が自動車用道路(対面)になっている。 ロードバイクでツーリングをしていると思われるグループも足止めを食らっていた。 船が通り終えると、意外に高速にスムーズにピタリと元に戻った。街路灯まで跳ね橋と一緒に動いているのが、なんとなくおかしかった。


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橋から風車が遠くに数基見える。 運河沿いに立てられた風車は雰囲気がある。運河の反対側は民家が並んでいるが、今は花のシーズンでは無いのか、あまり飾られてはいなかった。多分、5月、6月のチューリップの頃はすごい花なんだろうなぁ。 観光客も多いんだろうなぁ。 今は、あまりシーズンでは無いのか、朝早かったせいか観光客もまばらで、「超さびれた観光地」の様子だった。 (昼頃になって、観光バスが到着したのか、団体の中国人と団体の日本人で一杯になった。自分も東洋人なんだが、こういうところで東洋人の団体を見ると、(自分の事を棚に上げて)がっかりする。欧州の風車の雰囲気が、突然消えてしまう気になる。


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この「オランダ村」には、現在風車は7基残っている。この日、回っていたのはそのうちの二つだけだった。どんよりとした、灰色の空の下でそびえている風車には、趣がある。真っ青な青空の下の風車も見てみたい気がするが、どんより雲から一条の光が射してくれれば、なおさら素敵なんだけどな・・。それだと、オランダで活躍した画家「レンブラント」の「光と影」の世界になるな・・・と友人が言った。彼は絵画が相当好きらしい。


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実際に回っている風車の近くに行くと、その速さに迫力を感じる。風がコンスタントに吹いているが風向きにあわせて風車の向きを変えたり、風の強さに応じて羽根の調整をするのが風車番の役目。相当重い風車を風にあわせて動かすのは、結構重労働だったんだろうなと思いを馳せる。


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3ユーロを出して、ひとつの風車の中に入ってみた。ここは、染料を「色の付いた木材や石」からつぶして作るための風車だった。勢い良く回る風車の力を垂直な柱を回す力に歯車で変換し、さらに石臼をまわす力に変換してすりつぶすようになっている。ゴーっという音、ガラガラという歯車の音。(残念ながら石臼までは今日は回っていなかった。途中でギアがはずされていた) 棚には、赤・青・黄色などいろいろな染料がここで作られた成果物として展示されていた。材料が「木」という説明がぴんと来ないが、アジアから送られてきたいろんな色の木を使ったらしい。


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風車の胴体の灰色の部分は、遠くから見たらセメントみたいな表面処理がされているのか?と思っていたが、近くに上ってみてみたら、わらぶき(かやぶき)の胴体だった。 飛び散らないようにネットで保護されているが、かやぶきとは驚いた。 風車全体の胴体は大きいが、重量が増えすぎて支えきれなくならないように軽量化の工夫がされているのだろう。 風車の回転部分も細い木で組んだ枠に布を張って羽根にしているように、軽量化は大事なテーマだったんだろうなと思う。


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緑と、水と、風車と、空、そしてのんびり草を食む羊や牛。 観光客とみやげ物で人があふれてくると興ざめだが、朝早めにゆっくり歩くと、日ごろのスピードや悩みを忘れて、ほっと一息つける気がした。 動物たちも、人間が近くにいることなど全然気にせず、毎日を送っているんだろうな。 こういうリフレッシュは必要だなぁ。

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コメント

  1. オランダ村 船

    長崎オランダ村商品価格:368円レビュー平均:5.0
    今度の三連休を利用してユネスコ村に行こうと思うのですが
    今度の三連休を利用してユネスコ村に行こうと思うのですがユネスコ村のオランダの風車の中には入れないのでしょうか?(続きを読む)
    佐賀県にお住まいの方に質問です。来月、嬉野温泉に行くのですがハウステンボス・….
    佐賀県にお住まいの方に質問です。来月、嬉野温泉に行くのですがハウステンボス・オランダ村夢街道以外にお勧めの観光地はありますか?(続きを読む)
    西海市議会 旧オランダ村へ…