eBayに注文していた Arduino Pro Mini 3.3V 8MHz のモジュールが届いたので、早速動作確認をしてみることにしました。
目次
【Arduino Pro Mini 3.3V 8MHz AtMega328P】 5個で$8.56でした。(from China)
同梱されていたピンヘッダーをはんだ付けした後の写真です。
【FTDI232 5V/3.3V 切り替え付き】 1個で $4.98 (from US Seller)
こちらは、ピンヘッダーがはんだ付けされた状態で納品されました。 ProMiniが3.3V仕様なので、電圧選択用のジャンパーを、 3V側に変更する必要があります(写真では上側が 3.3V設定・・・シルク印刷が見にくい・・・)
【ピン配列と接続】
当然ながら説明書などは同梱されていないので、ネットで接続情報を調べてみましたが、なんとなくスッキリしないので、回路図から確認してみました。
ヘッダーに印刷されている信号名は、GRN, TXO, RXI, VCC, GND, BLKとなっていますが、回路図とは、一見して全然一致しているように思えません。ただ、ネットのいろんな情報を見ると、順番通りつなぐ・・・となってます・・・。
FTDI-BASIC の回路図はこれ。(FT232Rの仕様書)
これを接続すると、こんな感じになりますが、結局わかりにくくなっているのは、Pro Miniの基板上の印刷のせい・・という気がします。なぜ、BLK (Black)とかGRN (Green)という名称になっているか・・・? FTDIケーブルの線の色という記載がありました。 (FTDIケーブルの回路図)。
1ピンと2ピンは、Pro Miniの基板上でショートされているので、FTDI側のCTS(Clear To Send)は強制的にGNDに接続される事になり、負論理のCTSなので、「常に送信可」状態という事になります。(ハンドシェークは無し)
AtMega328 のピン名 | Pro Mini基板上ネット信号名 | Pro Mini回路図上(JP1)の端子名 | 印刷の信号名 | 信号向き | FTDIのピン名 | FT232RLのピン名 | |
6 | RESET | DTR | DTR | GRN | ← | DTR | DTR |
5 | TXD | RX-I | RXI | TXO | → | RX-I | RXD |
4 | RXD | TX-O | TXD | RXI | ← | TX-O | TXD |
3 | VCC | VCC | VCC | VCC | ← | VCC | VCC |
2 | GND | GND | CTS | GND | → | CTS | CTS |
1 | GND | GND | GND | BLK | — | GND | GND |
6ピンは、FTDI側から新しいArduinoのスケッチを書き込んだときに、ArduinoをAuto-Resetするために使われているようです。(ここに説明あり)
という事で、なんとかスッキリしたので、実際に接続して、LEDをBlinkするスケッチを書き込んでみました。
IDEのツールメニューから、以下の設定をします。
- ボード:Arduino Pro or Pro Mini
- プロセッサ: ATmega328 (3.3V, 8 MHz)
超基本のLED Blinkのスケッチをコンパイル、書き込みをしたら、正常(1秒毎の点滅)に動作しました。まずは、Pro Mini 3.3V, 8MHzと FTDI 3.3Vの接続は無事確認できました。
追記:別のパソコンで同じ実験をしてみたら、USBシリアルポートの認識をしてくれませんでした。FTDIチップのドライバーページから実行形式のセットアップファイルをダウンロードして、インストールしたら、正常に動作しました。
さて、次は、ESP8266の接続実験です。