道端にあるゴミ分別用の、黄色、緑色、青色、灰色、黒色の5種類のごみ収集箱。
外に書いてある文字だけを見ても、カタロニア語で分からないので、ちょっと中をのぞいてみた。
すると、
なんじゃこりゃ。 全然分別されてない。
「紙」の分別箱以外の全ての分別箱の中に、ペットボトルが入っていた。
紙パックが「ビン」の中にも入っていた。
灰色の分別箱は、そもそも「その他一般のゴミ」という事らしく、
「まぁ、とりあえず、良く分からないものはここ」
という程度の気持ちかな。
なんとなく、街としてのシステムは整備されているように見えるけど、実際の住民に、
「ちゃんとゴミを分別して出そう」
という意識はなさそう。
スペイン人の「おおらかさ」と「いい加減さ」には、厳密なゴミ分別は、全然マッチしないんだな。
まぁ、そこがスペインのいいところなんだろう。
日本のゴミ分別は、本当にきめ細かいからなぁ。
「まぁ、いいかっ!」 って感じが、結構スペインらしくて、窮屈にならなくて良いな。
ここで慣れてしまうと、日本へ帰った時に息苦しいかも。