日本への出張の帰り、今日土曜日の朝11時過ぎの飛行機で、
成田⇒チューリッヒ⇒バルセロナと帰国する予定であったのだが・・・・
なんと、朝、品川プリンスホテルで目覚めたのは11時過ぎ。 ホテルのフロントから、
「本日のチェックアウトは変更ありませんか? チェックアウトは・・・時までとなっています。」
という電話を受けて初めて気がついた。
寝ていたら、遠くの方で電話の音がするので、
「こんな時間に何だ?誰だ?」と思いながら受話器をとったら・・・
という状況だったので、今何時ですか?と聞いたときには、頭が真っ白。
その後の行動は・・・
・急いで荷物を整理して、トランクケースにつめる
・スイス航空の電話番号を探して変更可能かを確認しようとした
・しかしスイス航空の電話受付は平日の昼間だけ。虚しく「営業時間内におかけください」との事。
・他にスイス航空の電話番号が無いかを調べるが何もなし。
・チケットはスペインで予約しているから、そちらの時間はまだまだ早朝。
・とりあえず、部屋の中に何も忘れ物が無いことを確認して部屋を出て、チェックアウトへ。
・急いでエアポートリムジンのカウンターまで行き、次のバスを予約。5分後に出発バスの空きあり。3000円。
(フライト番号は? と質問されて困る)
・バスに乗って、1時間半。成田に到着。
・とりあえず、スイス航空のチェックインカウンターを探したが、既にクローズ。
・スイス航空のチケットカウンターを探したが見つからない。
・うろうろしていたらANAの「お手伝いが必要な方のカウンター」があったので、ダメもとで相談。
・対応してくれた女性は親身になって調べてくれた。スイス航空の別の番号にもコンタクトできたのだが、発券がスペインの旅行会社であるという事で、スイス航空からではどうしようもないとの事。 お礼を行って退散。
・スペインの旅行会社の電話番号を調べたら、24時間対応の電話番号がある事が分かった。
・早速、携帯から電話。スペイン語で「英語を話せる人いませんか?」と言ったら、対応してくれた女性は英語がバッチリだった。良かったァ。これでなんとかなるかも。
・状況を説明し、チケットの状態を確認してもらったところ、既に、NO SHOWで乗り遅れたため、チケットはキャンセル扱いになっていて、変更は不可能との事。
・変更はあきらめて、新規発券へと方針変更。 スイス航空以外でも良いので、格安のバルセロナ行きチケットを探してもらうように、そのスペインの旅行会社の女性に電話で依頼。 いろいろと探してから10分後くらいに折り返し電話をするという事で、こちらの携帯番号を教えて一旦切る。 (本当に電話がかかってくるのか・・とても不安)
・その間に、ANAのチケットカウンターへ行って、ANAで新規にとったらどのくらい掛かるか確認。
・マイレッジでとろうとしたが、ミュンヘンまでは取れるが、ミュンヘンからバルセロナの予約は4日前で無いと無理という事でだめ。
・通常のチケットとしてバルセロナまでの片道(あるいは往復)チケットを新規で取る場合の価格を調べてもらった。
・片道チケットで60万円、往復チケットで40万円 (もちろんどちらもエコノミー)というトンデモナイ値段であることが分かって驚き。これでは無理だ。 一旦、お礼を行ってカウンターから離れる。
・スペインの旅行会社から電話がかかってくるのを待つ・・・・が、全然掛かってこない。
・携帯にメッセージが入っていたので、見てみたら、旅行会社からだ。どうして電話がならないんだ・・ このXPERIAは電話機能が正直とても不安定だ。 気に入らない。
・留守番電話にメッセージが残っているようだが、聞こうとして、スペイン語の指示どおり「123」を押すが、その後のメッセージがぜーんぶスペイン語なので、何を言っているのかよくわからん。 なんとかメッセージを聞き取りたいのだが、だめ。 どのボタンを押しても聞くことができない。 メッセージは入っていないのか??
・仕方なく、スペインの旅行会社に電話をしてみる。 かと言って先ほどのオペレーターの名前を聞いていないので、今度出てくれた人に、この経緯を全部説明する必要があるのか?と思いながら、相手が出るのを待つ。
・電話の相手は、前の人と同じ人っぽかったので、いきなり英語で喋ってみた。自分の名前も。そうしたら、相手も同じ人であることがわかったようで、 「先ほど電話したのですが・・・」という。 良かった。 これで通じる。
・1100€程度で、成田⇒イスタンブール⇒バルセロナのトルコ航空のチケットが取れそうという事だったので、早速OKを出す。 往復チケットらしいが片道は捨てることになるだろう。
・確認できるメールアドレスを聞かれたので、会社のアドレスを教えて、XPERIAへメールが届くのを待つ。こういう待ちは本当にドキドキする。
・暫くして、メールを確認すると、旅行会社からメールが来ていたので、、「OK、これで進めてくれ」というメールの返事を出す。
・しばらくしたら、それを基に正式に発券されて、EチケットのItenaryがメールで届いた。確認番号も入っている。OKだ。 これで帰れる。 一日遅れで。 クレディットカード番号等は確認されなかったので・・・ということは費用は会社へチャージになる。 まずいかな。
・これでなんとかチケットはOK。 ANAのカウンターへはもう行くのを止めて終了。
・さて、次は今夜のホテル。
・XPERIAからWEBを開いて「楽天トラベル」で、「今夜の宿泊」から検索。 安くて近くて、よさそうなものを・・・と調べて、行き着いたのは、「スカイコート成田」というホテル。 小さな画面でみたホテルの写真は、それなりに素敵に見えた。安かった・・・
・安心したので、空港内のレストランで食事。オムライス、エビフライ、カキフライのセットを注文。美味しかった。
・ホテルのシャトルをどこで待てば良いのか?分からなかったので、ホテルへ電話して確認。
・待つこと10分、来たマイクロバスの中に乗り込んで、そのボロさに驚き。 うーん、これはひょっとしたら悲惨なホテルか? と心配しながらバスに揺られる。 5分、10分とバスに揺られるが、どんどんバスは田舎の方へ。周りは何もなくなっていく。 15分以上過ぎて、前方にホテルの名前が見えた。 着いた・・・が、あぁー、悲惨だ。
・チェックイン、鍵を渡され、ケーブルネットワークのモデムを渡され、朝食券を買い、部屋に入ると、うーん、臭い。喫煙室だ。 急いでフロントに戻って禁煙を依頼するが、いっぱいだとか。 だめだ。 臭い。
・部屋は狭い。古い。うーん、久々に悲惨なホテルだ。
・部屋にとどまっていることもできないので、近くにあるらしい「AEON」ショッピングセンターへ行くことを考えたが、フロントで聞くと、シャトルは無い、タクシーだと3000円くらいかかる、一旦空港に戻って、空港からのショッピングセンターシャトルへ乗るといけるよ・・という事だったので、それに従う。 17:00のシャトルに乗って空港へ戻る。
・15分後、空港についてAEON行きのシャトルを探すと、なんと午前中だけしか無いみたい。なんだ、だめじゃないか。
・諦めて、空港内で時間を潰す事にする。第2ターミナルから第1へ移動して、いくつかのお店を見てまわる。
・ユニクロ、無印で下着と、小さいポーチを買って、そのあと、空港内の散髪へ。
・散髪にはいったら、言語障害(喋れない人、うっ、うっ・・とだけ喋って、あとは手振り身振り表情で全部の会話をこなす)の人が担当してくれた。 どう切って欲しいかの説明も身振り手振りで伝えて、コースも通じて、OK. カットの手さばきは非常に丁寧で満足だった。 1600円。 なかなか気持ちよかった。
・散髪終わって、回転寿司で二皿だけ食す。アジが品切れで残念。 イマイチ。480円なり。
・空港内のホットスポットを探して、500円で24時間のサービスに入る。長ーいユーザー名と長ーいパスワードを指示されてとりあえず、ネットに接続。XPERIAからネット接続。
・しばらくゆっくりして、シャトルの時間を待つ。 シャトルに乗ってホテルへ戻る。
・缶ビールを一本。
・臭い部屋に戻って、お土産に買ったおつまみを少し開けて、一杯。 このブログを書く。
・あー臭い。煙たい。リセッシュをやってもくさい。
・ちょっとネットで調べてみたら、5000円くらいで、超割引の当日予約の良いホテルが予約できたことがわかった。あとの祭りだ。もう少しホテル探しに時間を使えば良かった・・・ 。 焦って決めてしまった自分が悪い。
さぁ、今日は、もうこれで寝て、明日は早くホテルを出て、空港でゆっくりしよう。
一応、スターアライアンスのフライトだから、ラウンジも使えるみたいだし。
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しばらく、部屋にいて頑張って見たがやっぱり臭くてたまらん。目も喉も痛くなってきたので、別なホテルをネットから予約。
部屋を片付けてフロントへ行き、チェックアウトを告げる。
いろいろ聞かれたが、臭くてたまらんという理由で充分だろう。
タクシーを呼んでもらい、3000円使って次のホテルへ。
今度は大丈夫だ。狭さは大して変わらないが、禁煙ルームなのが一番。
ゆっくり休むことが出来た。
移動に使ったタクシーの運転手は、
スカイコートホテルは飯場の作業員が泊まる処だよ、、、、だとか。
安物買いの銭失いを実践してしまった。深く反省。
今度はいかなる状況でもちゃんとしたホテルを確保することにしよう。