バルセロナの自宅近くのバルは、いつ行っても賑わっている。若者から老人、家族連れから男同士、女同士・・・、みんなビールやワインを飲みながら賑やかに楽しんでいる。
いつもいつも、誰かを誘うわけにも行かないので、一人暮らしの僕としては、こういう賑やかなバルに一人で入るしかないが、結構淋しさを感じてしまうので、行くのが億劫になる。 スペイン語が話せれば、カウンター越しに店員と話したり、近くのおじちゃんとも話したりできるのだろうが・・、まったく会話は出来ないし。
という事で、もう少し自炊をしないと、バルセロナでの一人暮らしは辛いな・・と実感。
東京で単身赴任してたときは、ありとあらゆる一人暮らし用の環境が整っていたので、自炊をしようという気力は殆ど湧いてこなかったが、ここバルセロナは別だ。
昨日、今日の土日は全部自宅での食事にトライ。 と言っても、大した料理は何も出来ないので食べた物はこんなもん。
土曜日:
朝: オムレツ(チーズ、ベーコン)、トースト、スモークサーモンのサラダ、オレンジジュース、ヨーグルト
昼: ポークピカタ、チンするだけのご飯、ツナサラダ、冷凍クロケッタ(揚げるだけ)、ミニピーマン素揚げ
夕方: 肉野菜炒め(豚肉、ピーマン、キャベツ)、お茶
夜: 生ハム、チーズ、リオハの赤ワイン(半分)、ナッツ、
日曜日:
朝: シリアル、牛乳、オレンジジュース、ヨーグルト+フルーツ、コーヒー
昼: 焼きうどん(豚肉、キャベツ、ピーマン)
夕方: 生ハム、冷凍クロケッタ、枝豆、チーズ、リオハの赤ワイン(残り半分)
夜: レトルトカレー、チンするだけのご飯、
こうやって書くと、結構食べたことに気がつく。
ワインはうまい、一気に飲みきれないので半分飲んで、ボトルの空気を抜いて保管しておく。
リオハの6ユーロ程度のワインだけど、十分だなと思う。ボトルの左側の白いのがポンプ。灰色のキャップをボトルの口に差し込んでポンプで空気を抜く。 翌日に開けるときに「プシュッ」と空気が入る音がするから、それなりには空気を抜いたままで保存が出来ているのかな?と思う。 翌日程度なら全然大丈夫な気がする。少なくとも僕の味覚には。
ソムリエナイフも、ちょっと良いやつを買った。はじめにIKEAで安いやつを買ったが、あまりにも使いにくい。今使っている物は「Pulltex」の製品で、本当に抜きやすい。IKEAの4ユーロのナイフとは雲泥の差だ。値段は10倍位。
ところで、先日友人から、生ハムの足を一本もらった。その友人も貰い物らしいが、道具が無いのでそのままになっているとの事。 約1年は持つらしい。 これを例の「薄い生ハム」にするには、「固定する道具」と「ナイフセット一式(小さいナイフ、長細いナイフ、ナイフ研ぎ)」が必要らしい。 インターネットで見てみたら結構いい値段するでは無いか。 Youtubeでスライスの仕方も見てみたが、なかなか難しそう。 とは言え、こんなのを放置しておく手は無いので、そのうち道具を見つけて、スライスしてみようと思う。 一人では食べきれないだろうけど。
ちなみに、このハム、後半年ほど保管期限があると記載してある。 さて、どうなるかな。
(新聞は大きさ比較のため、朝日新聞。 ちょうど酒井法子容疑者が逮捕された日の新聞。どうしちゃったんだろうねぇ)